第44話 ホスピス型住宅は投資対象としてどうなのか?

みなさん、こんにちは。株式会社Cozy Consulting 代取の坂口です。

今回が、第44回目のコラムになります。

第44話は、「ホスピス型住宅は投資対象としてどうなのか」という話です。

昨年ぐらいから、ホスピス型住宅という言葉をよく耳にするようになりました。ファンドが組成され投資家から資金を集め、専門の事業者に運営を任せ入居者から収益を得るものです。

運営は専門の事業者でないとなかなか難しい面があります。期間3年ぐらいで出口を探すような仕組みでファンドが組成されています。比較的期間は短い設定です。

ホスピス型住宅は、いろいろと情報収集をするとガン末期や難病等の“看取り難民”の受け皿として存在感が増しています。病院の一部の機能と介護が個室の快適さが魅力と言われており終末期の住宅として需要が高まっているようです。

事業運営会社にとっては、介護と医療のダブルで保険収入が得られる高収益の事業特性があり、最近様々な企業が新規参入しているようです。

以前、ある建設会社の社長からこのホスピス住宅の話を聞いたことがありましたが、その後さまざまな不動産会社の社長からも同様の話をお聞きしました。この分野は高齢化社会の進展で今後も潜在需要は高く成長分野のようです。

ネットで調べると様々な情報が出てきます。土地持ちの不動産富裕層の土地活用の1つの手法として活用できるかもしれません。久々に魅力的な事業、社会貢献できる事業として有望な分野になるかもしれません。

この分野の情報を集めて、自社のコンサル項目の一つにしてもいい話だと思いました。土地所有者が自ら建物を建てて専門業者に事業運営を依頼し賃料収入を得るパターン、投資家が借地権(定期借地権)を取得し建物を建てて、事業は専門の事業会社に委託し賃料収入を得るパターンあると思います。

過去の銀行系の人脈やファンド系の人脈を活用し、この分野の情報を集めて、自社のコンサル項目で不動産会社やその他のこの分野に興味を持たれる会社の社長に情報提供出来たらと考えます。

投資対象として、「ホスピス型住宅はどうなのか」ももう少し調べていきたいと思います。

今日はここまでにしておきます。

最後までお読み頂いて、ありがとうございました。