
みなさん、こんにちは。株式会社Cozy Consulting 代取の坂口です。
今回が、第83回目のコラムになります。
第83話は、「リースバックの利用状況」という話です。
個別相談を問合せ頂いたお客さまから、リースバックの仕入れ資金の調達について相談を受けた話を紹介します。
そのお客様との情報交換で、どうやらリースバックは戸建であれ中古マンションであれ、凄い勢いで世の中に普及していることを思い知らされました。
そのお客様は主に首都圏で活動をされ積極的にリースバック案件を取扱われているとの事でした。エンド客から問い合わせのあるうち、実際に案件に結びつくのは20%程度だそうです。
購入した後、3年以内に引っ越されるケースは60%位で、長く住むケースは残りの40%程度だそうです。施設に入ったり、子供と同居したりで住み慣れた自宅を離れるケースが相応に多い感です。
リースバックのおまとめサイトもあり、世の中にかなり普及している感じです。
不動産会社にとっては、明らかに仕入れの一環で利回りも高く取れ(平均12%)、比較的短期に転居されるケースが多く、物件仕入れの方法として定着化しつつあると強く感じました。
3年以内に退去してもらえるなら、かなり有利な仕入れ方法だと感じています。
その仕入れ資金を商品設計して貸出している銀行もありました。
これまで付き合ってきた銀行に、恐る恐る融資が可能か聞いてみると、既に商品化してかなり取り組んでいるという話で、びっくりしました。
何年か銀行の現場を離れていて昔ならどうかと思うような融資でも、小さく始めてトラックレコードを集めて商品化している銀行もあるんだと驚きました。
私の知るところ、その銀行はそんなに積極的には取組んでいないと思います。当然、リコースローンで対応しているようですが、案件だけまとめてバルクで対応するような案件でもまとめて融資しているようです。
銀行の側としても、しっかり掛け目をかけてロスが出ないようなLTVで金利もしっかりとって、入り口で手数料も取り、良い採算の貸金に仕立てていました。
リースバック利用のエンドのお客様、仕入れ不動産業者、融資している銀行と三方よしの関係を作れているようでした。
弊社の取引先にも、リースバックの物件仕入れを始めてみてはどうか、社長と協議してみたいと思いました。不動産業者としては、リースバックは普通の仕入れ形態になあってきているのかもしれません。
今日はここまでにしておきます。最後までお読み頂いて、ありがとうございました。
