みなさん、こんにちは。株式会社Cozy Consulting 代取の坂口です。
今回が、第64回目のコラムになります。
第64話は、「コンサル業務の広がりと深度」いう話です。
私は、主に不動産ビジネスを展開されている企業の資金調達戦略の最適化をコンサルティングを実施しています。
そのクライアント企業の資金調達に関する最適化の方法論をご教授し、その会社の中でその運用ができるようにそのノウハウを埋め込み自走できるようにしている訳です。
クライアント企業はその成長改定で、資金調達だけでなく自社の強みのある商品を創り出し、日々の創意工夫の中でその勝ちパターンを見つけ出し、競争力のある商品をより強いものに仕立てていきます。
コンサルティングは、最初は資金調達の最適化のノウハウですが、そのクライアント先の実情に合わせて、組織運営の方法や総務経理業務の最適化につながる内容などに派生していきます。
業績推進を行う上ではPDCAは欠かせませんが、中小企業の中にはPDCAという言葉すらなじみがなく、どのように展開していって業績向上に繋がるのかのノウハウはありません。
組織業績目標をどのように達成していくのかの「戦略」を考え、具体的な方法論である「戦術」を現場で考え、実行していく仕組みがなく、道なりに根性論でやっている中小企業が多いのではないでしょうか。
そこに週次で回していくPDCAを導入し、組織で業績動向を確認し社員を巻き込んで組織営業力を強化・進展させるPDCAは、企業にその仕組みが根付けば非常に強いものになります。他社との違い、競争力の強化に繋がります。
他にも規程の整備等で会社組織を整えていく過程があります。企業のコーポレートライフサイクルの過程で、その時期に具備しないといけない項目があります。
資金調達の適正化から、上記のようなコーポレートライフサイクルに応じた取組課題へのコンサルティングに内容が広がり、その会社に今までになかった企業運営の仕組みが生まれ、根付き、成長していくことは非常にやりがいを感じます。
前向きな内容だけではなく、後ろ向きな内容の話もあります。ここでは表記できませんが、顧問弁護士や社労士、税理士と連携し諸問題を解決していくノウハウも大事です。
企業の成長過程では思いもしなかった課題にぶつかることも多いと思います。専門家をうまく活用し課題を解決していくノウハウを会社内に育てていくことも必要です。
銀行にいた経験からこのようなネガティブ案件への対応の方法や専門家の活用など、経験を重ねてきてそれなりに対処方法のノウハウもあり、それらを提供していくことも最近おこなっています。あの時の経験があったから今のコンサルに反映できているという事象も最近ありました。
資金調達戦略から、企業のニーズに応じた内容のコンサルティングまでその幅は広がり、深度深く対応している今日この頃です。
今日はここまでにしておきます。
最後までお読み頂いて、ありがとうございました。