第63話 コンサル生活1年の振り返り

みなさん、こんにちは。株式会社Cozy Consulting 代取の坂口です。

今回が、第63回目のコラムになります。

第63話は、、「コンサル生活1年の振り返り」いう話です。

コンサルティング業に専念して、法人改組しこの7月末で最初の決算を迎えました。銀行時代の人脈・取引先は殆ど活用せず、正論で日々悩みながら活動を継続してきました。

その結果、常に取引先の獲得に悪戦苦闘しつつも、「先義後利」の考え方を実践できるクライアントと複数社めぐり逢い、コンサルティングを行い、その会社を思いやり、役に立ち続けることができたことは非常にありがい1年だったと想えます。

今まで銀行時代や創業企業の所有の経営を突き進む会社に属してきたこともあり、「先利後利、お客よりも会社利益最優先」の組織に長く在籍してきたことから、その反省から、「先義後利、クライアントを思いやり、役に立ち続ける」を経営理念の一部に掲げてきました。

綺麗ごとで会社経営を実現してきました。お客さまとのリレーションは深まり、今現在は、仕事が楽しくて仕方ない状況になってきました。

これまで培ってきた組織運営のノウハウや、資金調達の知識・経験、サラリーマン時代に役員になり会社経営を実践してきたあらゆる知見を総動員して、クライアント先の経営に貢献できていると感じています。

あの時のつまらない仕事と感じてやってきた経験が、今になって非常に役に立っているという事が多々発生しています。

移動距離が伴う仕事は、年齢のこともありややシンドイと感じることがたまにありますが、今は、体力的なシンドサよりも、クライアント先に役に立っている、自分にしかできないコンサルティングだ、と思える仕事になってきており、非常にワクワク感がある仕事をしていると感じています。

元々は、不動産ビジネスを展開されている、これから参入しようとされている会社の社長向けに、最適な資金調達の方法、業績が好調時の銀行との付合い方、不調時の銀行との付合い方をノウハウとして社内に持っていただくようなコンサルティングを実践してきました。

それが、一度コンサルを受けて頂くと、その会社の内容を把握できますので、コンサルティングの枠を超えて、経営課題解決の月次PDCAを回すことに力点が移り、コンサルティングの内容・濃度が変化してきたように思います。

資金調達のノウハウを社内に根付かせて、銀行調達を最適化したり、借入枠を増やしたり、新規行を増やしたりすることは大事です。好調な時に付き合ってはダメな金融機関と距離を置くことも将来の懸念材料を排除することも極めて重要です。

銀行が何を見て企業融資を検討・判断しているのかの知識を知って、日々、意識して経営されている企業とそうでない企業とでは、日々の積み重ねの中で1年も建てば、大きくその財務指標は異なってきます。

弊社はこの8月から2年目に入ります。経営の目的は変わりません。その目的成就の為に、1年の組織業績目標を立てました。その目標達成のために月次PDCAを高速回転で回し、1年後のマイルストーンを達成していきます。

みなさま、引き続きご支援、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

今日はここまでにしておきます。

最後までお読み頂いて、ありがとうございました。