みなさん、こんにちは。株式会社Cozy Consulting 代取の坂口です。
今回が、第１９回目のコラムになります。
第１９話は、取扱商品の拡大についてです。
先日お会いした不動産会社の社長から、取扱う売買案件の商品の種類を増やしていきたいとの相談を受けました。
現在は、中古マンションで１ＬＤＫや1Roomの比較的㎡数の狭い賃貸物件を扱っていますが、もう少し面積の広い物件にして、金額ボリュームを稼いで、仲介手数料か売買益をもっと多くとっていきたいとの意向でした。
そこで、分譲賃貸マンションで２ＬＤＫを主体にした他の会社さんの話をさせて頂きました。
この会社は、社長の方針で、次の５つの決め事・ＳＰを持っている会社です。
①区分の分譲賃貸マンションしか取り扱いしない、
②面積は５０㎡から６５㎡以内、
③東京・神奈川・埼玉県内で駅徒歩１５分圏内、(神奈川のみバス便可)
④一回抱く場合はノンバンクから借入するが、３ヶ月経過して販売できない場合は、ローンストップを優先する。
⑤エンドの顧客に販売した場合は、ＰＭ契約を必ず獲る。
相談を受けた社長からは、そのような決め事をしっかり持って今まで経営してなかったとのこと。
今回の話を聞いて、自分としても、このモデルをマネしてやってみようということになりました。
中古ファミリータイプのマンションであれば、「自社で利回り価格で買って一時的に持って、賃借人が定期借家契約のマンションであれば、退去時期が読めるので、賃借人が抜けたらリノベーションして、実需価格で販売し価格差を狙えますね！」という話もしました。
また、「そのようなビジネスモデルにすれば、銀行からの資金調達で仕入資金も考える必要が出てきますね」という話もしました。
金利もコストなので低いに越したことはありません。
ビジネスモデルを一部変えることで、新たな取り組むべき課題が出てきたことで、
社長は「いろいろ知らないことも出てきますが、勉強していきます！」と
前向きに取り組まれる発言がありました。
社長はまだ若く、事業拡大の可能性は大きい。
このような会社の経営者にお役に立てるようにコンサルティングして動いていきたいと、
改めて思った次第です。
今日は、この辺で話を終わらせます。ありがとうございました。
