第101話 業績不調時の銀行対応について

みなさん、こんにちは。株式会社Cozy Consulting 代取の坂口です。
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みなさん、こんにちは。株式会社Cozy Consulting 代取の坂口です。

今回が、第101回目のコラムになります。

第101話は、「業績不調時の銀行対応について」という話です。

ある取引先からスポットコンサルをお受けした事案です。

その会社は、中古のファミリーマンションや戸建を仕入れてリノベしてエンドに売るというビジネスを添加している会社です。

昨今の金利上昇と、不動産物件そのものの価格上昇の影響で仕入れ価格が高騰し利益が大幅に減少している状況です。

販売価格に薄い利益を上乗せしても、販売が思うようにすすまず在庫過剰な状況に陥り、仕入れ物件の銀行からの借入を期日に返済できない状況に陥って、困っている状況です。

複数の銀行に対して、物件が売れない為に仕入れ資金借入の期日延長を申し入れているのですが、すんなりと受けてくれる銀行と強硬に返済を迫る銀行に分かれている状況です。

この場合、どうしたら良いでしょうか?何とかしてほしいという内容のコンサルティング要請です。

銀行交渉は当方で行いますが、先ずは社長が、在庫不動産ごとに、どのような施策を実施して、いつまでに売却するかを考え、実行することが大事です。在庫不動産ごとの販売計画を練って頂く必要があります。

それらの個別在庫不動産ごとの販売計画をまとめて銀行に丁寧に説明していく必要があります。何も販売計画等の案がない中で、借入金の期日延長を申し出てても、銀行に不信感を抱かせるだけで、通るものも通らなくなります。非常に心象が悪く今後の銀行取引に悪影響を与えます。

現状、銀行ごとに反応が異なるのは当然と思われます。こういう状況になると、債務者法人に対する銀行の方針・考え方が如実に表れます。具体的な金融機関名を確認すると、取引して問題ない金融機関と、取引してはダメな金融機関があります。

クライアント先の社長は、この取引してはダメな金融機関の事をご存じありませんでした。

借入金の期日延長交渉は、この取引してはダメな金融機関とは難航します。

現時点では、在庫不動産ごとの販売計画案をもって個別金融機関ごとに交渉を重ねていくしかありません。期日延長を受けてくれるにせよ、金利引き上げ、借入期間短縮は覚悟しなければなりません。

これから一つ一つ地道に交渉して進めていきます。

今日はここまでにしておきます。

最後までお読み頂いて、ありがとうございました。