第82話 銀行に無理難題を言われたら

みなさん、こんにちは。株式会社Cozy Consulting 代取の坂口です。

今回が、第82回目のコラムになります。

第82話は、「銀行に無理難題を言われたら」という話です。

知合いの不動産会社の社長から、友人の社長を紹介頂きました。
戸建中心の開発業者なのですが、頗る戸建の売れ行きが低迷し、銀行からの土地仕入れ資金の返済期日を3ヶ月期日延長してもらったそうです。

その際に、金利を0.25%引き上げられてこの3ヶ月で売却を要請されているそうです。その会社の社長は、赤字を出して販売するのは回避したく、販売活動に注力していますが相手のあることですので何とか頑張りたいとの意向です。

このような状況で、今後、複数の銀行と交渉する必要があり不安を感じているそうです。そこで、弊社に相談が来たという事です。

今週、一度お会いする約束です。その際に取引銀行の銘柄、借入条件、担保設定状況、借入金利、直近の試算表等の資料を頂き、財務内容の分析や仮想格付、財務の強み、弱み等を確認しご助言をしたいと考えております。

聞いている状況下では、おそらく格付・債務者区分は低格付正常先、要注意先一歩手前、保全重視の取引姿勢で、与信リスクが高まっているので金利にリスクをオンする為、今後とも継続的に金利引き上げは言ってくると思います。

メインバンクがどこで、どのような取引構成なのか、取引の歴史はどの程度かでも銀行の対応は違ってきます。

業績回復の青写真を作って、銀行に示す必要があると思います。実現可能性のある青写真作りが非常に大事です。その青写真を説明しつつ、業績の回復を図ることが極めて重要です。

その間は、銀行取引は今までのようにはいきません。返せ、返せのトーンが強まります。ベクトルの向きが真正面からぶつかると考えた方がいいです。

業績さえ回復すれば銀行は何も文句は言わなくなります。ですから、社長は業績回復の青写真に基づき実直に実行していくことが重要になります。

その間の銀行とのやり取りでは面白くない場面は多々あるかもしれませんが、そこは我慢しつつ対応するしかありません。

そのような場面での銀行交渉にお役に立つのであれば、弊社の伴走型コンサルティングをご利用いただきたいと思います。

今日はここまでにしておきます。最後までお読み頂いて、ありがとうございました。