
みなさん、こんにちは。株式会社Cozy Consulting 代取の坂口です。
今回が、第78回目のコラムになります。
第78話は、「中古マンションリノベ事業の現状」という話です。
昔から親しくさせて頂いている不動産会社の社長と、会食した時の生の声をお知らせします。
その会社は不動産売買仲介、賃貸管理、建物管理、中古マンションリノベ事業を展開されている中小企業です。
この会社の業績は、中古マンションのリノベ事業が近年大きく伸びて、業績を牽引してこられています。
不動産業界では、新築一戸建てが売れなくなったという状態が顕著になり、規模が小さな戸建業者の業績は非常にきつくなってきています。
それがついに中古リノベマンションの販売にも波及してきているという話です。売れ行きが悪くなっている実感があるとの事です。
中古マンションの仕入れは価格が高騰し、立地の良い物件は高くて買えない状況が来ている。加えて資材費の高騰、人件費の高騰でリフォーム費用が嵩み、そこにリノベーションの企画料を上乗せすると価格面で非常に高くなり、一次取得者層がなかなか購入できないレベルになっているとの見解です。
住宅ローンの引き上げが確実視されている一方、給与は物価上昇程増えない状況で、購入できるエンドユーザーが少なくなり、加えて購入意欲も減退している感があるとの事です。
地方の物件は人気がなく、東京18区の物件は高くなりすぎて事業環境は極めて悪いとの感覚をお持ちでした。
ここ数年、竣工リスクのない中古マンションのリノベ事業は好調に推移してきました。少々仕入れ価格が高くても、旺盛な購入意欲の高いエンドに支えられて売れ育は好調でした。然し、潮目が変わる時期になったようです。
中小の資金余力のない業者の経営は非常にしんどいものになると思われます。販売期間の長期化がいくつもの販売物件で発生すれば、仕入の融資をしてきた金融機関の態度も硬化するでしょうし、物件が売れるまでは次の融資を見合わせるだろうと思います。
エンドユーザーにとっては、マンション価格の引き下げが期待できるかもしれません。
購入を考えているユーザーは、少し様子を見て焦らず情報収集を見ながら良質物件を探していけば、意外な価格でいい物件を購入できるチャンスが到来するかもしれません。
今日はここまでにしておきます。
最後までお読み頂いて、ありがとうございました。
