第88話 銀行との新規与信取引(その1)

みなさん、こんにちは。株式会社Cozy Consulting 代取の坂口です。

今回が、第88回目のコラムになります。


第88話は、「銀行との新規与信取引(その1)」という話です。
弊社のクライアント様のご依頼で、現在の銀行取引構造の見直しを行っています。

銀行は短期的で急激な変化を嫌うので、まずは既存取引行との取引は継続しつつ、新規取引行を少しずつ増やしていこうと取り組んできました。

銀行の新規与信取引の開拓手法を熟知していますので、彼らがクライアント企業に興味を持つように情報を定期的に出してきました。

その時間の経過の中で、最近、第二地銀、外資系銀行、メガバンクが時期をずらして接触してきて新規セールスを受ける状況となりました。

新規セールスを受ける中で銀行との関係性の作り方にも工夫がいります。
時間をかけて関係性作りを進めつつ、クライアント企業の内容開示を進め、銀行が与信検討できる材料を徐々に提供してきました。

第二地銀や外資系銀行は、クラインと企業の本業の短期で足の速い資金需要にも対応してくれるという話になりました。

買取再販に伴う中古マンションや中古戸建の仕入資金の対応を行える銀行、使い勝手の良い銀行を増やすことが目的ですので、今後とも、新規与信取引に向けて対応を継続していきます。

その中である地銀に最初の案件を持ち込み、今般、稟議承認がおり与信取引開始の状況となりました。担保の差入方法や設定の仕方、金利条件等、最初なので銀行からの提示条件を受けることにしております。

取引の歴史ができる過程で、クライアント企業から見て使いやすく、取引条件をカスタマイズしていくつもりです。新規取引でいきなりは取引のカスタマイズは無理です。今後、取引を重ねて取り組んで参ります。

外資系銀行とも良好な関係性を作れております。次の仕入物件が発生した時点で案件の持込を図ろうと考えております。

メガバンクとは、現在、与信の方向性の違いで意見交換を継続しています。やはり、メガは顧客のニーズよりも、自行の論理を優先させているなぁという感じです。今後のコラムで紹介していきますが、メガは強気です。なかなか仲良くなれない感じがします。

今日はここまでにしておきます。最後までお読み頂いて、ありがとうございました。