みなさん、こんにちは。株式会社Cozy Consulting 代取の坂口です。
今回が、第11回目のコラムになります。最近感じている事や、面白い話、興味の沸く話題があれば、それを題材に皆さまにお伝えしていこうと考えています。
第11話は、最近お会いした昔の取引先の社長との面談についてご紹介します。
その取引先は、今から32年前に私が東京渋谷区の銀行の支店に勤務していた頃、新規の取引を頂いた取引先で、ひょんなことから最近社長とお会いする機会を得ました。
事務所の場所も変わっていなくて当時のままで、不動産会社としての免許番号も(11)になっており、社長の実直な雰囲気も当時のままでした(さすがに年は取られていましたが・・・)。
やはり真面目に仕事している会社は、社会の求めで長生きするのだと改めて実感しました。
当時はバブルに入ろうとしていた前兆の時期で、その会社は投資用中古マンション(ファミリー中心)を個人投資家に販売することを生業にされていました。
銀行の富裕層のお客様に投資物件をその会社から情報を頂き、ご紹介することで融資を増やし、お客様、取引先の会社、当行とも三方よしを地で行っている状況でした。
私は、バブル絶頂前に転勤しましたのでその後の当社のことは知る由はありませんでした。売買に加え、PM事業にも進出し賃貸物件のオーナー様の入居者管理に軸足を移したと聞いていました。
バブル期に高額物件の売却に苦労されたようでしたが、売買とPM事業で事業を継続され今日まで隆々とされてきた様子でした。
社長個人は高齢になられ、事業継続をどうするか課題をお持ちのようでしたが、お子さんのお一人が継がれることがきまり、安堵されていました。現在は、事業内容を順次引き継がれている様子でした。
当社を見て、中小企業の事業承継の課題が多くあるのだなーと感じました。歴史のある会社で事業基盤が小さくても、底堅く儲かる仕組みの確立した中小企業は多く存在すると思います。当社はまさにそういう会社です。
事業承継をスムーズに行うにあたって、会社の組織や業務フローのマニュアル化をしっかり作って固めておくことが必要で重要だと改めて感じた次第でした。
今後、当社と何らかのビジネスで関わりあえたらいいなぁーと思いました。
社長が実直で真面目に仕事している会社は長く存続している、社会が求めているという話でした。
今日は、ここまでにしておきます。
本日の話しは、ここまでとさせて頂きます。