みなさん、こんにちは。
株式会社Cozy Consulting 代表の坂口です。
今回が、第2回目のコラムになります。
最近感じている事や、面白い話、興味の沸く話題があれば、それを題材に皆さまにお伝えしていこうと考えています。
第二話は、「中小企業における組織作り、人材育成の難しさ~その2」です。
「取引先カード」を作成する。
第一話で説明した会社で、「取引先カード」の作成をはじめました。
112社、営業担当者3人で担当し、一人あたり平均37社です。
最初は、営業担当者みなさんは、あまり作成に乗り気ではなく、手続きも進まなかったのが実情です。
然乍ら、作成を進めて行くと、今まで担当者自身も気づかなかった情報が出てきたり、どうしても不明な情報があったりして、自分の取引先を改めてしっかり見直すことに、面白さをみいだすようになりました。
このタイミングで、しっかりとした「取引先カード」を作る事が、働く仲間、これからこの会社で働く将来の仲間にも貢献するわけです。
そして、この整理された情報がまさに会社の財産になることを理解するようになります。
この作成が、今、担当者である自分の責務であると認識してくれるようになりました。
一人あたり1週間・5営業日で2社をめどに把握できている情報からカードを作成し、1ヶ月4週で8社、5ヶ月でほぼ完了というスケジュールで作成を進めています。おそらく前倒しで作成は進むと思います。
まだ、途上ですが、「A4ワンライティング1枚の表・裏」でその会社のすべての重要な情報を把握できるようになりつつあります。
どのような内容のカードを作成しているかの詳細を記すのは控えますが、担当替えになっても、新しい人が配属されても、この取引先カードをみれば、すぐにその取引先に係るすべての情報を把握できます。
取引先カードの作成が終わりましたら、次に、実態把握を把握するための「資産実態カード」の作成に着手しようと考えています。
それ以外にもあと3種類のカード作成を今後予定しています。
その内容、及び作成の狙い、どのような場面でその情報が必要になるのか等を説明していきたいと思います。
今後も、お客様を、「人に付けず」に、「組織(会社)に付ける」手続きを進めて行きます。
皆さま、ぜひ、経営の参考にしていただければ幸いです。
ここまで、読んで頂き、ありがとうございました。